神戸市中央区にある神戸どうぶつ王国で、4月に生まれたマヌルネコの赤ちゃんが、6月21日から一般公開される。マヌルネコは生まれてからの感染症のリスクが高く、繁殖が難しいため、貴重な機会となりそうだ。
■もふもふ「小さいヤマネコ」マヌルネコ
ひょこっと姿を現したのは、もふもふ・まるまるの体型に、つぶらな瞳が特徴のマヌルネコの赤ちゃん。マヌルとは、モンゴル語で「小さいヤマネコ」を意味する。神戸市中央区にある神戸どうぶつ王国で、4月19日に生まれた赤ちゃん4匹が、21日から一般公開される。そのかわいらしい姿が20日、報道陣にお披露目された。
マヌルネコは、シベリアから中央アジアの砂漠地帯に生息する野生の猫。ネコ科の中では最も古い種で、特徴的なもふもふした厚い毛は、雪の上や凍った地面の上で腹ばいになった時に、体を冷やさないためのものだという。生まれてからの感染症のリスクが高く、どうぶつ王国での赤ちゃんの公開は初めてとなる。
神戸どうぶつ王国 飼育員藤井菜摘さん
「繁殖が成功できたことがすごく大きなことなので、マヌルネコのことをもっと知ってもらい、次に野生の現状を知ってもらえればうれしいです」
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■もふもふな見た目も…どう猛な性格■もふもふな見た目も…どう猛な性格
4匹の名前はそれぞれ、メイ、オト、テル、ナゴム。ナゴムはオスで、ほか3匹はメスだ。どうぶつ王国によると、メイとオトは母親似、テルとナゴムは父親似だそうだ。 藤井さん「最初はみんなコロコロ丸々、小さかったんですけど。成長につれて、父親似・母親似の顔つきも変わってきて、マヌルネコ特有のカクカクした動きも見られるので、ぜひ見ていただきたい」 4匹の体重はいずれも1キロを超えていて、先月から鶏肉や馬肉を食べているという。もふもふした見た目に反して、どう猛な性格で、成長すると飼育員でも触れられないそうだ。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2024年6月21日放送分より)
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