名古屋市南区で、ケガをした男性を車に放置して死亡させたとして男4人が逮捕された事件で、男らが「男性が酒に酔って暴れ出したので、揉み合いになった」という趣旨の説明をしていたことがわかりました。

 名古屋市南区の塗装工・鈴木信裕容疑者(50)ら男4人は2024年2月、南区の駐車場の車の中に、暴行を受けてケガをした中川区の塗装工・大塚正人さん(51)を放置して死亡させた疑いで、12日朝送検されました。

 事件の直前、4人は大塚さんと共に近くの店で酒を飲んでいて、逮捕前の調べに対して「大塚さんが酒に酔って暴れ出して揉み合いになった。ぐったりしたので車まで運んだ」という趣旨の説明をしていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。

 大塚さんは顔などを複数回殴られる暴行を受けたとみられ、死因は出血性ショックでした。

 警察は認否を明らかにしていませんが、鈴木容疑者らが暴行にも関与しているとみて追及する方針です。

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