広島高速5号線・二葉山トンネルで工事の遅れに伴って膨らんだ費用の負担をめぐり受注した共同企業体が国の紛争審査会に申し立てていた調停が、打ち切られていたことがわかりました。

広島高速5号線・二葉山トンネル工事は掘削に使用する機材のトラブルなどで工事が難航していました。
このため工事を受注した共同企業体は工事の延期に伴う請負金額の増額を広島高速道路公社に求めていましたが折り合いがつかず、おととし企業側が国の紛争審査会に調停を申し立てていました。
その調停が先月27日付で打ち切られたということです。

審査は非公開のため理由は明らかにされていませんが費用に関してこれまでの契約から変更は生じないということです。
共同企業体を構成する大林組は「今後の対応は未定で、安全・安心のもと工事は継続する」としています。

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