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 20日に告示された東京都知事選。過去最多の56人が立候補し、選挙ポスターの掲示板には犬の写真が貼られるなど、何かと前代未聞の事態となっています。

■17日間の選挙戦が幕開け 熱い論戦に期待

東京都知事 小池百合子候補(71)
「キーワードは首都防衛。都民の皆さま方の命を守る、暮らしを守る、そして経済を守るだけではありません。発展をさせていきます」 前参議院議員 蓮舫候補(56)
「徹底して、若い人たちを私は支えたい。若い人たちの負担と不安を取り除きたい」

 ついに、東京都知事選挙の火ぶたが切られた。

前安芸高田市長 石丸伸二候補(41)
「政治屋はいかん、許せん。許してしまっていたのではないでしょうか、私たちが」 元航空幕僚長 田母神俊雄候補(75)
「何とか、この東京を豊かで安全な街にしたいという思いで立候補いたしました」  過去最多の立候補者56人による17日間の選挙戦が幕を開けました。

 熱い論戦が期待されるなか、今回の都知事選では過去になかった事態が起きています。

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■“ほぼ全裸女性”ポスターも…警視庁が警告

■“ほぼ全裸女性”ポスターも…警視庁が警告

 ポスターの掲示板に、都知事選には似つかわしくない犬のポスターが貼られていました。  これは候補者の半数近くを擁立する“ある政治団体”が、団体に寄付をした支援者に、自由に制作したポスターを貼る権利を与えているためです。  都内にある掲示板はおよそ1万4000カ所。法律的には許される行為なのでしょうか?  公職選挙法を所管する総務省によりますと、ポスターは他の候補への応援や虚偽の内容でない限り自由で“違法ではない”ということです。

 一方で、問題視する声も上がっています。

都内の選管
「公職選挙法で想定していない。準備も含め、都民の税金が使われている。公平性・税金の面から問題」  掲示板を巡っては、諸派の男性候補がわいせつなポスターを掲示したとして、警視庁は迷惑防止条例違反にあたると判断し、男性候補に警告を出しました。  また、立候補者が56人になったことで、当初から懸念されていたポスターを貼る枠が足りないという問題も発生。48人分しかないため、残り8人に対して東京都が取った対応が「クリアファイル」です。  候補者は試行錯誤しながら、掲示板にクリアファイルを使ってポスターを貼っていました。 候補者
「こっちの方が絶対いいじゃん」  スタート直後から何かと騒がしい都知事選の投開票日は、七夕の来月7日。期日前投票は、21日から行えます。

(「グッド!モーニング」2024年6月21日放送分より)

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