19日午後1時ごろ、大鰐町大鰐の製材所から「建物が燃えている」と消防に通報がありました。
消防によりますと、消防車など19台が出て消火にあたり、午後5時半ごろに火はほぼ消し止められましたが、この火事で、製材所の2階建ての建物や周辺の住宅を含め合わせて18棟が焼けたということです。
これまでにけが人の情報は入っていないということです。
「ドラム缶の火が建物に燃え移った」という通報もあったということで、警察と消防が詳しい状況を調べています。
大鰐町は、午後4時20分に町内の公共施設に住宅が焼けた人や近隣の住民向けの避難所を開設しています。
現場の近くに住む女性は「製材所が家の隣にあってドアを開けたら目の前が火の柱でした。急いで逃げましたが、残した荷物もあるし家が心配です」と話していました。
現場はJR大鰐温泉駅から東に400メートルほど離れた線路沿いに住宅が密集している地域です。
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