陸上自衛隊の輸送機オスプレイは、4年前から木更津駐屯地に暫定的な配備が進められています。
19日正午前、アメリカ軍岩国基地から17機目となる機体が新たに到着し、予定されていたすべての機体が納入されました。
機体の納入は当初、2021年度末までに完了する計画でしたが、2年以上遅れたことになり、木更津市によりますと、防衛省から明確な理由は示されていないということです。
木更津駐屯地での暫定配備は来年7月までの計画となっていて、防衛省は、佐賀空港への配備を目指していますが、周辺の住民などから反対の声も出ています。
すべての機体が納入されたことについて木更津市は「引き続き防衛省に対し、安全な飛行の確保などを求めるとともに、暫定配備期間の厳守を働きかけていく」とコメントしています。
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