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 6月14日は、年金支給日でした。6月から年金支給額が2.7%引き上げられ、バブル期以来、最大の引き上げ水準となりましたが、受給者の方を取材すると、物価高や電気代高騰に苦しむ声が聞こえました。

■国民年金、厚生年金引き上げのモデルケース

 2024年度から年金の支給額が、2.7%、引き上げられました。これは、バブル期の1992年以来、約30年ぶりとなる引き上げ水準です。

 国民年金の場合、ひと月あたり、68歳以下は1750円あがり6万8000円、69歳以上は1758円あがり6万7808円です。

 厚生年金の場合、ひと月あたり、元会社員と専業主婦の夫婦2人分では、6001円あがり23万483円 になりました。

 では、今回の引き上げについて、年金受給者の方はどう感じているのでしょうか。 83歳男性
「ほとんど値上げ分で、雲散霧消しますね。焼け石に水というか、あまり効果ないですね」 60代女性
「(支給額が)上がった実感がない。逆にもっと上げてほしいくらい」 72歳女性
「(上がったと聞き)期待して記帳したが、あまり変わりなくがっかりした」  ただ、物価は3.2%上がっていますが、年金額は2.7%しか上がっていません。 実質、年金が目減りしている状況です。 (「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年6月18日放送分より) この記事の写真を見る(3枚)
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