石川労働局や連合石川などは18日、能登半島地震で被害が出た石川県七尾市の能越自動車道の工事現場を訪れ、労災事故防止の取り組みを視察した。労働局の八木健一局長は視察後「災害復旧工事では死傷者を出さないことが重要だ。迅速さも大切だが、安全対策も徹底してほしい」と呼びかけた。
厚生労働省によると、地震関連の労災事故は10日時点で石川、富山両県で計21件発生。損壊住宅の公費解体やインフラ復旧工事が本格化する中、労働局は梅雨や夏を前に、土砂崩れや熱中症などへの注意も促している。
能越道は、路面が崩落するなどの被害を受け一部で一方通行となっており、対面通行再開に向け車線新設などを進めている。
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