大阪 羽曳野市の会社員、岡本勝年容疑者(65)は、6月に松原市立部のゴルフ練習場に、爆発する仕掛けのあるガソリン入りのバケツを置いて、不特定多数の人を殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで逮捕され、18日に検察庁に送られました。
調べに対し、容疑を一部否認し「不特定多数ではなく、練習場の経営者を狙った。20年余り前に経営していた会社を潰され、恨みがあった」などと供述しているということです。
警察によりますと、バケツの側面には「社長へ」などと書かれた紙や、ペットボトルなどが貼り付けてあったということですが、このほかに、レバー式のスイッチが取り付けられていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
この事件では、バケツから吹き出した熱風で従業員の40代の男性が軽いやけどをしましたが、熱風が吹き出したのは、バケツが発見されてから、およそ8時間後だったということです。
スイッチなどの具体的な役割は分かっていないということで、警察は装置の詳しい仕組みなどを調べています。
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