「幸せの黄色い新幹線」と呼ばれ親しまれてきた「ドクターイエロー」が、運行を終了することが発表されました。突然の発表に惜しむ声が上がっています。
■「さみしい」 “ドクターイエロー”が引退へ
ひときわ目立つ黄色い車体。東海道・山陽新幹線の点検専用車両、通称「ドクターイエロー」です。新幹線の高速運転を支える様々な設備や、線路の状態を最高速度270キロで走行しながら点検します。
新幹線の安全を2001年から守ってきた現在の車両が、老朽化のため引退することが13日に発表されました。 男の子「さみしい」 女性
「子どもがすごく好きなので、いつか見たいと。なくなると聞いて早く見せなきゃな」 男の子
「(Q.乗ってみたい?)うん。でも乗れない。新幹線を治すお医者さんだから」 人気の理由は色だけではありません。およそ10日に1度のペースで運行されていますが、運行ダイヤは非公開。めったにお目にかかれないことから、「見ると幸せになれる」と言われているのです。
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■14年間撮影する男性「見ると元気になる」■14年間撮影する男性「見ると元気になる」
14年にわたって撮影を続けているという男性は次のように話します。
ドクターイエローを14年間撮影 「どんちゃん」さん「脳梗塞(こうそく)なんですけど、障害が残っていて今までできていたことができなくなって。その時にドクターイエローって実際見たことがなかったので一回見たいなと思って」
どうやって神出鬼没のドクターイエローを見つけるのでしょうか。
「どんちゃん」さん「日にちは分からないんですけど、時間はなんとなくいつもの時間、あくまで予想ですけどね。(旧)ツイッターとか見て、東京が走ってるってことは次はこっち来るからねという感覚です」
「見ると幸せになれる」と言われていることについては…。
「どんちゃん」さん「走る時はやっぱりドキドキしますよ、あの音聞くと。僕にとってはあれ見ると元気になるんです」
引退後は、東海道新幹線の最新車両N700Sに専用の機器を取り付けて検査を行っていく予定です。
(「グッド!モーニング」2024年6月14日放送分より)
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