三次市教育委員会によりますと、6日午前、市立三次中学校で行った2年生の理科の授業の実験で、容器に入ったエタノールに熱した銅板を漬けたところ、エタノールに引火して、その容器ごと机から落ちました。

消防や教育委員会によりますと、この事故で、女子生徒1人が左足のふくらはぎに軽いやけどを負って病院に搬送されたほか、生徒2人が軽いやけどやねんざをしたということです。

けがをした3人はいずれも治療を受けたあと家に帰り、7日も登校したということです。

学校は、けがをした生徒と保護者に謝罪するとともに、7日に保護者説明会を開いて事故のいきさつなどを説明することにしています。

三次市教育委員会は「関係者の皆様に多大な心配をかけたことについて深くおわびするとともに、再発防止に努める。市内の全学校に、同様の実験を行う際の児童生徒の安全対策に万全を期すよう指導する」とコメントしています。

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