■週明け月曜日にかけて雨の降り方に注意
週末は前線を伴った低気圧が西から迫り、週明け月曜日にかけて本州の南を比較的ゆっくりとした速度で東へと進む予想です。
8日(土)は東日本と北日本で日中いっぱい晴れて暑くなりますが、西日本では午後から雨が降り出す見込みです。
9日(日)は西日本の太平洋側を中心に雨量が多くなるでしょう。土砂災害などに注意が必要となるかもしれません。最新の気象情報に注意してください。
週明け10日(月)には東日本や北日本にも雨雲が広がる見込みです。低気圧のコースによっては関東など東日本でも雨の降り方に注意が必要となりそうです。
■梅雨入りはいつ?
低気圧が本州から抜けた後も前線が停滞し、すでに梅雨入りしている沖縄・那覇のほか、鹿児島など九州南部でぐずついた天気が続く予想となっています。その先も前線が停滞する見通しとなれば、この週末にも九州南部で梅雨入りが発表される可能性があります。 梅雨入り平年日九州南部: 5月30日ごろ
九州北部: 6月4日ごろ
四国: 6月5日ごろ
中国・近畿・東海:6月6日ごろ
関東甲信: 6月7日ごろ
北陸: 6月11日ごろ
ことしの梅雨入りは沖縄・奄美で5月21日に発表されて以来。九州南部・北部、四国、中国、近畿、東海地方はすでに平年の梅雨入り日を過ぎています。関東甲信も平年の梅雨入りはきょう6月7日ごろ。各地平年よりも遅れる見込みです。
ただ、気象庁発表の最新の1カ月予報では、西日本の太平洋側でこの先、「平年に比べ曇りや雨の日が多い」予想となっています。梅雨前線が南の高気圧に押し上げられ、太平洋側にかかり始めるためです。いよいよ雨のシーズンが迫っています。改めて避難経路を家族で確認し合うなど、大雨災害に備えておきましょう。
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