平塚警察署所属の巡査長・秦泉寺静樹容疑者(35)は2021年の5月ごろ、交通事故で身に着けていた物が破損したとして保険会社に損害賠償を請求した際に嘘の申告をして保険金をだまし取ろうとした疑いが持たれています。
警察によりますと、事故はプライベート中のもので、秦泉寺容疑者は保険会社にバイクのヘルメットや時計など合わせて約137万円の損害が出たと申告していましたが、そもそも申告した時計を所有していなかったということです。
被害の金額が大きすぎることなど不審な点があったため、保険会社は支払いを留保していました。
その後、別の交通事故の捜査の中で秦泉寺容疑者の嘘の申告が判明し、逮捕に至ったということです。
秦泉寺容疑者は平塚警察署の交通第二課に所属していて、交通安全の指導などを扱っていました。
秦泉寺容疑者の認否は明らかにされていません。
県警本部の加藤秋人監察官室長は「警察官としてあってはならない行為であり、被害者の方をはじめ、県民の皆様に深くおわび申し上げます。今後の捜査・調査結果を踏まえ、厳正に対処して参ります」とコメントしています。
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