外務省は3日、海外に居住する邦人約130万人を対象にした孤独・孤立の実態調査結果を初めて公表した。孤独感が「しばしばある・常にある」「時々ある」「たまにある」と回答した人の割合は44.9%に上った。地域別では、英国やフランスなどの西欧が48.0%で最も多かった。
孤独を感じる邦人が多かった地域は、ブラジルなどの南米が46.4%、米国などの北米が45.3%と続いた。最も少ない地域は、アフリカの39.0%だった。理由については「言語上」が31.6%で最も多く、次いで「文化的違いに起因」が27.9%。「転居」が24.9%だった。
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