福岡県行橋市は、市民から提供を受けたマイナンバーなどが記載された書類が、市役所内で盗まれた疑いがあるとして警察に被害を届けを出したことが分かりました。
行橋市が盗まれた疑いがあるとしているのは、土木課が保管していた市民1人の氏名や住所、マイナンバーが記載された「個人番号届出書」です。
行橋市によりますと、市民が土地を売却した際、所得税の優遇措置を受けるために、3月28日に提出したもので、鍵付きの棚に入れて保管していたということです。
また、鍵は一部の人しか番号を知らないダイヤル式の金庫に入れていたということですが、4月1日、職員がキャビネットの中から書類がなくなっていることに気づいたということです。
行橋市では、関係者に聞き取りなども行いましたが紛失したとは考えづらく、盗まれた疑いがあるとして警察に被害届を出したということです。
行橋市は、書類を提出した市民に謝罪していて、今のところ書類がなくなったことによる被害は確認されていないとしています。
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