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 梅雨どきに何となく体がだるくなる「梅雨だる」。症状を改善したいというニーズの高まりを背景に、新商品の投入が相次いでいます。

■大切なことは“良質な睡眠”

 各地で激しい雨が降った28日の日本列島。この時期に増えるのが…。 街の人(40代)
「気持ちが落ちたりする日もあります、こういう天気だと」 街の人(20代)
「蒸し暑いので寝つきが悪いですね。この時期、本当に心もですけど、体がすごくだるくてしんどいなって」

 気圧や湿度の変化が原因で体がだるくなる「梅雨だる」。憂うつな気分になったり、頭痛の症状に悩まされたりする人も少なくありません。

早稲田メンタルクリニック 益田裕介院長
「梅雨の時期は気温も上がるし、湿度も上がるので体調不良を起こす人が多い。基本的には自立神経系が調子崩すので、疲労感とか意欲が出ないとか眠れないとか食べられないとか。そういう中で、気分が落ち込んじゃったりする」  防ぐために大切なことは、とにかく質の良い睡眠をとり、脳や自律神経を休めることだといいます。 益田院長
「寝ている時間がみんな短い。だから6時間といわず8時間とかしっかり寝るのが大事」

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■メガネで対策「こめかみの下でホールド」

■メガネで対策「こめかみの下でホールド」

 しかし、しっかり眠るのも簡単なことではありません。そこに今、多くの企業が商機を見いだしています。

 都内の雑貨店の「梅雨対策」コーナー。傘などの定番商品と共に、売り場で大きな面積を占めているのは寝具です。

 特殊な素材を使い、ムシムシ・ジメジメする夜でもひんやり快適に眠れることをうたったブランケットは多くの店舗で品切れとなる人気商品です。

 一方、こちらの眼鏡店「JINS渋谷店」には…。

担当者
「(Q.こちらはどういった眼鏡ですか?)これからの梅雨の時期におすすめしたい、寝ていただく2、3時間前からかけていただくことをおすすめしている、ブルーライトカットメガネです」

 特徴はその形にあります。

担当者
「耳にかかる部分が元々ない設計に。こめかみの下でホールドして」 三山賀子アナウンサー
「(頭を)振っても全然落ちないですね」

 耳に圧迫感を与えない形状が、より良質な眠りを誘うということをウリに新たな需要を掘り起こします。

 まもなく本格的な梅雨のシーズン。ダルさを乗り切るのに、対策グッズをうまく使うのも手かもしれません。

(「グッド!モーニング」2024年5月29日放送分より)

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