海上保安庁は23日、米沿岸警備隊、韓国海洋警察庁と初の合同訓練を来月6日に日本海沖で実施すると発表した。3機関が今月、連携強化に合意したことを受けての取り組み。  海保によると、訓練は京都・舞鶴から北方にある日本の領海外で、船舶同士が衝突して火災が発生したと想定。3機関の巡視船や航空機を使い、情報共有や捜索区域を設定し、人形を漂流者に見立てて救助などを行う。  3機関は9日に米沿岸警備隊の基地で、連携強化を確認する文書に署名。東南アジアや太平洋島しょ国が、違法漁業対策や捜索救助などに関する海上保安能力を向上させることを支援していくとした。中国への対応が念頭にあるとみられる。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。