ハラスメント行為で辞任した岐阜県岐南町の前町長が、新たに誕生した町長に対し“恨み節”を口にしました。
■女性町長が初当選 「職場の環境整える」
当選から一夜明けた15日、笑顔で岐南町役場に初登庁した、後藤友紀新町長(47)。町で初めてとなる女性町長の就任です。 後藤新町長「これは町民の皆さんの民意であったと思っています。やはり変わりたいと。新しい町を望んでいるという結果をいただいたと思っていますので」 この選挙の発端となったのが、小島英雄前町長(74)です。第三者委員会から少なくとも99件のセクハラやパワハラなどが認定され、先月辞職しました。 後藤新町長
「ハラスメントについては、やってはいけないこと、あってはならないこと。まずは、職場の環境をしっかりと、土台作りを含めてきちんと整えたいと思っています」
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■前町長、恨み節「期待できない」「そのうち分かりますわ」■前町長、恨み節「期待できない」「そのうち分かりますわ」
一方、町長選に立候補せず、一町民としてこの日を迎えた小島前町長もANNの取材に応じました。
小島前町長「(Q.再び政治の道は?)政治の道は年も年だから、今はそんなことは思っていませんが、ただ終わり方が残念だったので。皆さんは僕がやってきたことを何も知りませんから。本当に(私は)町に貢献していますよ」
後任の新町長については“恨み節”も聞かれました。
小島前町長「(当選は)女性ということも今回は効いたかな思って。(新町長に)期待はできない。はっきり言って。負け犬の遠ぼえと言われたら仕方ないですが。ちょっと難しいのではないかと思って。そのうち分かりますわ」
新町長は「期待できない」と主張した小島前町長。インタビューの最後で新町長へのアドバイスを口にしました。
小島前町長「自分の思った通りにやるのもいいけど、住民の意見を聞きながら。職員の意見も吸い上げながらやっていくことが一番理想」
では、その町民は新町長をどう思ったのでしょうか?
町民「女性が町長なので、女性のことも考えられるような政治はいいと思います。」
「これからは新しい感覚を持った町長さんに活躍していただきたい」
新しい町長に期待を寄せていました。
(「グッド!モーニング」2024年4月16日放送分より)
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