インフルエンザの患者報告数が2週連続で「流行」の目安を下回りました。厚生労働省は「流行はひと段落した」と見ています。

 厚労省によりますと、今月6日から12日までの1週間に報告されたインフルエンザの1定点医療機関あたりの患者報告数は、全国で「0.34人」でした。

 流行の目安となる「1人」を2週連続で下回ったことから、厚労省は「流行がひと段落して収束した」とみています。

 毎週、ホームページなどで公表していた患者数の公表は今シーズン分は終了します。

 今の集計方法となった1999年以降では、1年を超える最も長い「流行」でした。一方、新型コロナの患者報告数は「2.76人」で、その前の週の「2.27人」から14週ぶりに増加しました。

 厚労省は「大型連休の影響も考えられるが、今後の動向を注視する必要がある」としています。

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