落ち葉の掃除が大変だという理由で、公園の木を除草剤で枯らせた疑いで52歳の男が逮捕されました。周辺ではイチョウの木も枯れていて、警察が関連を調べています。
■ドリルで穴を開けて…中には除草剤
近くの住民「ちょっと不気味だよね」
「怖いよ、ビクッとするんだよね」
「夜な夜なね、いろいろねやってたのは分かっている」
閑静な住宅街で、夜ごと行われていたこととは…。
新緑の季節を迎え草木が青々と茂るなか、丸裸になっている2本のケヤキ。枝からも幹からも生気は感じられず、枯れてしまっています。 枯れた木の幹には、親指ほどの大きさの穴が数カ所あけられています。ケヤキに何があったのか。公園を管理する千葉県四街道市に聞いてみると、このような話が聞かれました。
四街道市 都市部都市計画課君塚正実課長
「ケヤキの木、2本の根元付近にドリルで穴が開けられたような形跡があったという状況」 明らかに人の手によってあけられていたという穴がありました。 君塚課長
「近隣の人から通報があって、夜にちょっと怪しい動きをしている人がいるという話で。地元の自治会長とも現地に立ち会ったりして、その後、警察に相談したという状況」
警察が周辺の聞き込みなどをしたところ、1人の男が浮上。公園のすぐ近くに住む横山賢司容疑者(52)を器物損壊の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、去年9月、ケヤキの木2本に直径2センチほどの穴が合わせて12個空けられ、中には除草剤が流し込まれていました。次のページは
■ノコギリのようなもので切られた跡も■ノコギリのようなもので切られた跡も
なぜ公園の木を枯らす暴挙に及んだのでしょうか。横山容疑者は「自宅の庭に葉が飛んできて、毎日の掃除が大変だった」と話します。周辺では他にも、公園のすぐ近くでも、穴があけられて枯れてしまった木があります。
自治会 多田煕孝会長「あそこなんか筋が入ってるでしょ、横に。あれは電動のこぎりじゃないかっていう話もしてたんですけどね」
公園からおよそ20メートルの場所にあるイチョウの木にも穴があけられ、さらにノコギリのようなもので切られた跡も残っています。
警察が関連を調べています。(「グッド!モーニング」2024年5月17日放送分より)
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