衆議院東京15区の補欠選挙での選挙妨害を巡り、警視庁は「つばさの党」の代表ら3人を公職選挙法違反の疑いで逮捕しました。
(社会部・屋比久就平記者報告)
警視庁は、先ほど特別捜査本部を設置しました。極めて異例の態勢で、演説妨害の実態解明を行う方針です。
午前9時ごろ、黒川敦彦代表ら3人は4月16日、JR亀戸駅で乙武洋匡候補の演説中に拡声器で演説を妨害したなどの容疑で、逮捕され先ほど身柄が警視庁本部に入りました。
今回の補欠選挙での妨害行為を巡っては党本部の家宅捜索を行うなど捜査を進めてきました。
一方で、つばさの党側は表現の自由などを主張していました。
しかし、党側に警告を行った後も同様の行為が続き、選挙後も関係者の自宅に行くなどの行為があったことから、任意捜査では限界があると判断し逮捕に踏み切ったということです。
また、7月に都知事選も控えるなかで公正な選挙に影響があるとの判断も今回の逮捕の背景にあるとみられます。
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