京都の中心部で爆発があり、けが人が出ています。

■煙が充満 まるで“地響き”衝撃

 けたたましく鳴るサイレン。火災直後の緊迫する現場を捉えた映像です。別のカメラには20メートル先も見通せないほど、煙が充満している様子も…。

撮影者
「ものすごい黒煙が上がっていて、その周り一帯は霧じゃないが煙にまかれていた」

■京都中心部で爆発 2人けが

 火災が起きたのは16日午前10時すぎです。

通行人から119番通報
「爆発音とともに炎が出ている。負傷者が2人いるようだ」

 現場は京都御所や清水寺など、名だたる歴史的な名所が集中する京都市中心部の一角。複数の飲食店が入る2階建ての建物から出火したといいます。

 通報からおよそ1時間。空から見ても、まだ火がおさまっていないことが確認できます。

目撃者
「ドーンという音と地響き、建物が揺れるくらいの地響きと一緒に土ぼこりがパーンと出てきて、何があったんやろと見に行ったら、店から煙とか、目の前に60から70代くらいの女性が血流して倒れていた」

 火が出た建物のすぐ近くにある会社の従業員は…。

火災現場近くの会社の人
「バーンという爆発音、音がして、ぱっと外見たら建物から煙が出てたので爆発したんだなって分かった。煙と炎がすごかったので、いったん外には避難した。会社とかもオフィス街でたくさんあるので、人通りはたくさんある方」

 首をかしげるのは火が出た時間帯です。

火災現場近くの会社の人
「夕方から営業すると思うが、ランチはあまりしているイメージはなかった」

 警察によると、40代の男性従業員が出勤してすぐ、店の壁に付いている照明のスイッチを押した瞬間、爆発が起きたということです。

 消防によると、この男性従業員が腕などにやけど、そして60代の通行人の女性が物がこめかみ付近に当たってけがをしたということです。

 消防車など26台が出動したというこの火災。正午すぎにほぼ消し止められました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。