スマホを手にする人(写真は記事とは直接関係ありません)
発表によると昨年10月中旬ごろ、男性のSNSに著名実業家を名乗るアカウントから、投資を持ちかけるメッセージが届いた。本物と信じ込んだ男性は今年4月上旬まで、指定されたネットバンクの口座に十数回にわたって計約1億4000万円を入金した。 指示に従ってダウンロードした投資管理のアプリ上では、利益が出ているように見せかけられていたという。男性が4月上旬に銀行を訪れ、運用益の入金がないことを確認して被害が発覚した。警視庁が詐欺事件として調べている。 警視庁によると、SNS上で著名人らをかたる投資話詐欺は昨年から急増し、昨年1年間の都内の被害相談は210件、被害総額は約38億円に達した。対策本部は「被害者はSNSで密に連絡を取ってくる犯人側を信じ込み、長期にわたってだまされる傾向にある」と注意を呼びかけている。 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。