逮捕されたのは、いずれもカンボジア国籍で住居不詳の無職、リー・ラック容疑者(31)と、タイ・ダーヴィット容疑者(26)です。
警察によりますと、去年3月、市原市今富にある太陽光発電所に侵入し、合わせて2.7キロメートル分、時価およそ1000万円相当の銅線ケーブルを盗んだ疑いが持たれています。
盗まれた数日後、市内の別の太陽光発電所で警報装置が鳴り、警察が駆けつけたところ容疑者を見つけ、捜査を進めていたということです。
調べに対し、2人は容疑を認めたうえで「国にいる家族に送る金がほしかった」などと供述しているということです。
また、埼玉県や茨城県などでも、同じような盗みを30件から40件ほどしたと供述しているということで、警察が詳しく調べています。
一方、銅線ケーブルが盗まれたものと知りながら、金属買い取り業者に売却したとして、栃木県小山市の飲食店経営、森巧容疑者(40)も逮捕されました。
調べに対し容疑を否認しているということです。
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