信楽高原鉄道事故の現場近くで営まれた追悼法要(14日午前、滋賀県甲賀市)=共同

滋賀県甲賀市(旧信楽町)で信楽高原鉄道(SKR)とJR西日本の列車が衝突し、42人が死亡した事故から33年となった14日、現場近くの慰霊碑前で、犠牲者の追悼法要が営まれた。

事故は1991年5月14日に発生した。SKRの普通列車と、イベント開催に合わせてSKRの線路に乗り入れたJR西の臨時列車が衝突し、42人が死亡、600人以上が負傷した。

臨時列車に乗っていた姉(当時26)を亡くした京都市の会社員、臼井慈華子さん(53)は出席を見送ったが、法要の日を前に取材に応じ「事故から33年たつが姉の死は身近にある。年月に関係なく私たちの(姉への)思いは変わらない」と話した。〔共同〕

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