4月12日、埼玉・川口市で、高額な盆栽が盗まれる瞬間を防犯カメラが捉えていた。

映像には、午前4時ごろ忍び足で近づいてくるフードをかぶった2人組が映し出されていた。
フェンスに近寄りしゃがみ込むと、盆栽を盗んだ。

さらに数分後、また現れた盆栽泥棒は、駆け足で盗み出していくが、車道を走る車を警戒したのか、一度、盆栽を地面に置いて、看板の裏に隠れて車をやり過ごしていた。

盗まれた盆栽は47点に及び、被害額は670万円にのぼるという。

被害にあった川口BONSAI村では、防犯カメラや金属製の柵などで対策をしていたが、盗難被害に遭うのはこれで4回目だという。

川口BONSAI村の松岡清之代表「もう悔しいですよね。泥棒に入られるたびに、入られないようにという工夫はしてたんだけど、またダメかっていうね」と憤る。

しかも、この泥棒、目利きによって高額なものばかりを盗んでいた。
松岡代表によると、盗まれたのは小さめの黒松と真柏という種類で、「値段的にもいま高いところだからね」だという。

警察は、2人組の盆栽泥棒の行方を追っている。

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