人事院は13日、2024年度の国家公務員採用試験で、一般職(大卒程度)の申込者が前年度比7・9%減の2万4240人となり、過去最少を更新したと発表した。減少は2年連続。土木や建築などの技術系の低迷が目立った。採用意欲の高い民間企業と競合したとみられる。  女性の割合は42・5%で過去最高を更新した。海上保安官や労働基準監督官など、8種類ある専門職(大卒程度)の申込者は11・9%減の2万1693人だった。  これとは別に、各省庁の幹部候補でキャリアと呼ばれる総合職の春試験の申込者数は3月に公表しており、過去最少の1万3599人だった。


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