記者会見する遺骨収集団体「ガマフヤー」の具志堅隆松代表=13日午前、那覇市

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、那覇市の遺骨収集団体「ガマフヤー」は13日、沖縄戦の遺骨が交じる可能性がある沖縄本島南部の土砂を埋め立てに使用する計画の撤回を、岸田文雄首相に求める要請書を公表した。南部での採取には県民の反発が根強く、防衛省は鹿児島県・奄美大島の土砂の使用を検討している。  要請書は沖縄県選出の野党国会議員でつくる「うりずんの会」を通じて首相に提出する予定。  太平洋戦争末期の沖縄戦では民間人推計約9万4千人を含め日米双方計約20万人が死亡。本島南部を中心に2千柱超の遺骨が見つかっていない。


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