岐阜市にある陸上自衛隊の「日野基本射撃場」では去年6月、実弾射撃の訓練中に当時の自衛官候補生が小銃を発砲し隊員2人が死亡、1人が重傷を負いました。

事件のあと自衛隊はこの射撃場での訓練を中止し、去年11月に一度再開したものの、再開の初日に隊員が報道陣に中指を立てる行為をしたとして、再び中止していました。

その後、隊員に対し、改めて武器を取り扱っていることの重要性などについて教育を行ってきたことに加え訓練再開への態勢が整ったとして、陸上自衛隊は今月22日から訓練を再開する予定だと13日発表しました。

周辺の自治会には回覧板などで訓練再開の日時を伝えることにしています。

陸上自衛隊第10師団の酒井秀典師団長は「地域住民や国民の皆様にご迷惑をおかけして申し訳ありません。射撃の際には、規律を保持するとともに安全管理を徹底します」とコメントしています。

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