11日夜、山陰地方の上空に数本の光の柱のようなものが観測され、FNNビデオポストにもその様子をとらえた画像が投稿された。
「犬の散歩の途中に発見!自宅前でオーロラ?のような光の柱を撮影しました」とのコメントともに投稿された画像。
鳥取県伯耆町で11日夜、視聴者が北側の空に見えた光の柱を午後9時20分ごろから9時50分ごろにかけて撮影したもので、太陽フレアの影響で北海道や北陸など日本でも低緯度オーロラが観測される中、撮影した方は、「太陽フレアの影響が西日本にも?私も犬も大興奮です!」と撮影時の興奮ぶりを表していた。
この光の柱の正体は、「光柱」と呼ばれる現象とみられる。大気中に浮かぶ氷の粒が、プリズムのような働きをして光を屈折させることで光の筋が見えたりする現象。山陰地方の場合は、日本海で操業する漁船の「漁火」などの光が反射して現れる。
なお鳥取市佐治町のさじアストロパークと島根県大田市の三瓶自然館サヒメルによると、山陰地方でも「低緯度オーロラ」を観察できるチャンスがあるとしていて、天気が回復する13日夜に撮影を試みたいとしている。
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