◆相談者は「小学生」が最も多い
性暴力の相談は28件、体罰や不適切指導などの相談は580件で、このうち懲戒処分に至ったのは3件だった。写真は記事と直接関係ありません
児童・生徒間のトラブルや、家庭、塾に関した内容なども含めた全体の相談件数は1011件。22年度(235件)の4倍超で、相談者別では、小学生からが最多の706件を占めた。 相談窓口は22年4月、「教員による児童生徒性暴力防止法」の施行を受けて開設した。都内全公立学校の児童・生徒を対象にメールや電話、相談シートで受け付け、弁護士が対応する。都教委によると「幼い子どもは何が性暴力か気付きにくい」という専門家の指摘を受け、今回から幅広く悩みをくみ取るために相談シートには「傷付く言葉を言われた」などの項目を新たに加えた。(三宅千智) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。