水産物の販路開拓に向けた取り組みです。
久慈市で採れたウニを公共交通機関を利用して首都圏に出荷する新たな取り組みが始まるのを前に、その現場が公開されました。
久慈市の侍浜漁港には生産者の南侍浜漁業研究会や、県の関係者などおよそ20人が集まりました。
20日は首都圏に出荷するキタムラサキウニをダイバーが海に潜って収穫する様子や、生産者が殻から身を取り出す作業が公開されました。
県は4年ほど前から海の環境変化の対応や地元漁師の収入確保のため、ウニの出荷に力を入れています。
侍浜漁港で収穫されるウニの漁獲量は年間2トンほどで、首都圏に向けた出荷は初めてです。
久慈市で朝に収穫したウニは県北バスに乗せてJR盛岡駅に運ばれたあと、東北新幹線で東京駅を経由して当日中に各店舗に届けられます。
(南侍浜漁業研究会 舛森清会長)
「年配の方たちも今まで冬場何もなかったのでみんないい雰囲気で作業している」
この取り組みは21日から本格的に運用され31日まで行われる予定です。
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