2024年も大人気!高知海洋高校の生徒たちが、釣り上げたマグロを缶詰に加工して文化祭で販売しました。

高知海洋高校では開校2年目の1998年から毎年、機関コース・航海コースの生徒がハワイ沖で釣ったビンナガマグロを、食品コースの生徒が解体、加工してツナ缶を作っています。

2024年も実習で釣ったマグロを食品コース2年生がツナ缶に加工し、12月15日に行われた販売実習のイベントで自ら販売しました。

このツナ缶は主に文化祭や販売実習などでしか手に入らないということもあって、午前9時の販売開始前から長い行列ができ、2種類のツナ缶合わせて7000缶はわずか30分で完売しました。

油漬け缶詰の味付けは大豆油と室戸の海洋深層水の塩のみとシンプルで、釣ってすぐにしめたマグロの味が引き立つといいます。

(食品コース2年)
「ものすごく嬉しいですね。自分たちが作った油漬け缶詰とか味付け缶詰とか天ぷらをたくさんの方に買っていただいて、ものすごくうれしいです。(自分たちで)解体して味付けをしたというので、ものすごくおいしくなっているというのを伝えたいと思います。味には自信があります!」

(食品コース2年生)「お客さんたちが笑顔で買ってくれていたので作ってよかったなあと思いました。今よりももっとおいしい缶詰を作っていきたいです」

(食品コース 徳弘 糸 教諭)
「海洋高校生たちが60日間船に乗って取ってきたマグロがこんなにもおいしくなるということを知ってもらいたいです。自分たちの作った製品をこんなにも朝早くから待ち望んでお客さんが並んでいるっていうことを知って、物を作る喜び、そしてお客様に感謝される喜びを知ってもらえたらいいなと思います」

生徒たちは2025年1月にはマグロ漁の実習へと出発し、4月から実習で釣れたマグロの加工を始める予定です。

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