大阪市は13日、豊臣秀吉が築き、地下に眠っていた石垣を見学できる「大阪城 豊臣石垣館」を来年4月1日にオープンすると発表した。同館は現在の天守閣の東南側にあり、石垣は豊臣期大坂城では「詰ノ丸」と呼ばれた区画に当たる。
同館は地上1階、地下1階で、石垣は地下の展示スペースにある。料金は大阪城天守閣の観覧料込みで、大人1200円、高大生600円、中学生以下は無料。
大坂夏の陣(1615年)で豊臣方が敗れると、徳川家は大幅に土を盛って秀吉が築いた大坂城を埋めた上に新たに城を築いており、豊臣期の石垣は地下に埋まっている。この石垣は1984年に発見された。
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