J1への“残留”が最終節に持ち越しとなった『アルビレックス新潟』。
ちょっと際どい状況です。
J2に降格するのは3チーム。既にサガン鳥栖と北海道コンサドーレ札幌の降格は決定しており、残り1チームを磐田と柏、そして新潟が争うかたちとなっています。

12月2日現在の順位表では、勝ち点を積み上げられなかったアルビに対し、柏レイソルは引き分けだっため、両者の順位が入れ替わりました。それぞれ勝ち点で並び、得失点差で柏が上回っています。

そして降格圏となる18位のジュビロ磐田が勝ったため、アルビとの勝ち点差は、わずか3。場合によっては磐田に勝ち点で並ばれる…という事態になりました。

それぞれの最終節

勝利を賭ける相手は、柏が札幌、磐田は鳥栖、そしてアルビには浦和レッズ。
現在12位の浦和に対しアルビは、過去5勝6分32敗(リーグ戦・カップ戦・天皇杯)とかなり苦手としている相手ですが、ここで引き分け以上にして勝ち点をあげれば、文句なしで自力での残留が叶います。

“仮に”アルビが負けてしまった場合には勝ち点は41のまま。
現在の勝ち点がアルビと同じ41点の柏が引き分け以上で残留を決めるのです。
しかし、磐田が勝ってアルビも柏も負けた場合には、3チームの勝ち点が41点で並ぶため、得失点差で降格が決まります。

何はともあれ、引き分け以上にすればいいアルビ。
キャプテンの堀米悠斗選手は「運を引き寄せるくらい、サッカーに対して真摯に向き合う」と話しており、全力で戦い抜いて勝ち点をもぎとってほしいところです。

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