横浜税関は30日、「クイーン」の愛称で親しまれる本関庁舎を一般公開した。同税関では、不正薬物や銃器などの密輸取り締まりをはじめとする業務を広く理解してもらおうと、定期的に庁舎内部を公開している。

この日は「旧税関長室」のほか、横浜港を一望できるテラスなどを公開。麻薬探知犬によるデモンストレーションも行われた。

1934年の建設当時の風情が残る庁舎は、神奈川県庁本庁舎(キング)、横浜市開港記念会館(ジャック)とともに「横浜三塔」として知られている。【時事通信映像センター】

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