和歌山県北山村で3日、丸太を組んだいかだに乗り込み、急流のスリルと渓谷美を楽しみながら川を下る「観光いかだ下り」が始まった。乗客は救命胴衣を着けて豪快な水しぶきを浴び、歓声を上げていた。9月末まで。
林業が盛んだった北山村で、かつての輸送手段だったいかだを観光用に復活させ、1979年に始まった。熊野川の支流、北山川の約5.5キロを約1時間10分かけて下る。北山村は三重、奈良両県に囲まれた「飛び地」としても知られる。
運航責任者の山本正幸さん(56)は「天気もよく絶好のスタート。安全運航を第一に心がけている。北山の自然を満喫してほしい」と話した。
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