宮崎市で22日から公演がスタートした木下大サーカスの特設会場で防火訓練が実施されました。
訓練には、サーカスに出演する人気動物も参加したようです。

(団員)「火事です火事です」

木下大サーカスでは防災体制を再確認するため、地方公演ごとに地元消防局と一緒に防火訓練を実施しています。

24日は公演を前に訓練が行われ、サーカスの団員や宮崎北消防署の隊員などあわせておよそ90人が参加。

敷地内の売店から出火し、ショーを行うテントに燃え移ったという想定で団員が初期消火を行ったほか、敷地内にいる人を避難させたり、意識不明者を救急車に運んだりしました。

また、ショーに登場するメスのアジアゾウ、2頭も訓練に参加。
自慢の長い鼻を使って消火活動にあたりました。

(木下サーカス 木下唯志社長)
「万が一の場合は『火事だ』という風に知らせをする、常に緊急のことを思ってやっていきたいなという風に思っております」

12月9日まで公演が行われる木下大サーカス。

会場はおよそ2000人が収容可能で、木下サーカスは期間中、火の取り扱いに十分注意したいとしています。

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