残暑が厳しい中、高知市で、子どもたちが“流しそうめん”を体験しました。

このイベントは、介良潮見台(けらしおみだい)小学校の保護者らでつくる「父(とう)ちゃんズクラブ」が、発足した20年ほど前から行っています。

参加した65人の子どもたちは、最初にそうめんを食べるための“器(うつわ)”をつくりました。

のこぎりで竹を切り、やすりで磨いて“オリジナルの器(うつわ)”が完成。

そして、“流しそうめん”のスタートです。

竹は、クラブのメンバーが、山の所有者の協力を得てきのう切り出してきたもので、完成したレーンは長さ“31m”を超えます。

■参加した子ども
「初めてやるけど、そうめんが流れてきたときに取るのが難しくて、でも手前の方にいたらいっぱい食べられたり、お菓子が取れたりして、うれしいです」

■父ちゃんズクラブ尾藤史和(びとう・ふみかず)会長
「自分たちだけではできない、学校や地域の方たちの協力があってのイベントなので、そこは感謝しています」

コロナ禍を経てイベントが開かれたのは5年ぶりで、クラブでは今後も「子どもたちの感性を育み、地域のつながりを大切にしていきたい」としています。

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