高知健康科学大学の開学を記念する講演会が7日に高知市で開かれ、映画監督の安藤桃子(あんどう・ももこ)さんが健康に暮らすために心がけることについて語りました。

この講演会は2024年4月に高知健康科学大学が県内6校目の大学として開講したことを記念し、開かれました。大学のテーマの1つ、精神的・社会的な健康について大勢の人に知ってもらおうと、映画監督の安藤桃子さんが講師を務めました。安藤さんは「人生は映画だ」と例えた上で、「悲しい人生の映画を変えたければスクリーンを壊してもだめで、映写機でまわるフィルムを楽しいものに変えなくてはいけない。フィルム以上に大切なものが『命』だ」と語りました。

(安藤桃子さん)
「それもこれも全部映写機からドラマを照らしてくれている1つの電球がないと何もそこには映らない。これが命なんだなと思います。この命の明かりが灯り続けているから私たちはいろんなドラマを体験していろんなことを経験することができる」

高知健康科学大学は今後も安藤さんと連携し県民の「健康」に寄与するイベントなどを企画したいとしています。

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