任天堂は20日、京都府宇治市の展示施設「ニンテンドーミュージアム」を10月2日に開業すると発表した。家庭用ゲーム機や玩具など、過去に発売した製品の展示や体験を通じ、来場者に任天堂の歴史や独創性を知ってもらう狙いだ。
施設では「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」や「NINTENDO64」などのゲーム機本体やソフトのほか、家庭用ゲーム機事業を始める前に販売していたボードゲームなどを並べた。創業期の原点である「花札」をつくったりルールを学んだりするワークショップもある。
大型モニターに乗り、スマートフォンと組み合わせて百人一首で遊べるエリアや、巨大なコントローラーで「スーパーマリオブラザーズ」などのゲームを体験できる設備もある。カフェやオフィシャルグッズを扱うショップを併設した。
チケットは抽選で販売する。料金は大人3300円、中学・高校生2200円、小学生1100円。20日に公開した公式サイトから、10~11月の予約を受け付けている。
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