夏の昆虫、強いのはどっち?カブトムシとクワガタが対戦しました。富山県小矢部市で開かれたのはカブトムシ対クワガタの相撲大会です。

「はっけよーい」

相撲大会はクワガタが奈良県の縄文時代の遺跡から出土していることから、市内の桜町遺跡の魅力を発信する市民グループ「桜町石斧(さくらまちせきふ)の会」が、夏のイベントとして企画。

3歳から小学生4年生までの子ども45人が参加しました。多くの子どもたちは、自分で幼虫から育てたり虫捕りで見つけたりした “力士” たちを持ち寄りました。

小学生:「これ元気だからプッシューンってなげてほしい」

年長の男の子:「こっちはめっちゃ強そう。体力強そう。ちっちゃいから」

記者:「楽しみ?」
年長の男の子:「うん!はやくやりたいなー」

取り組みは制限時間30秒のトーナメント形式で、どちらかが土俵から出たりひっくり返ったりすると負けとなるルールです。

「はっけよーい」

どっちが強いのか、気になりますが…。なかなか組み合うことはなく、土俵の中心からの距離が近かった方が勝ちということに…。

そんな中、決勝に勝ち上がったのが、小学3年生の山本和愛くんが幼虫から育てたカブトムシ。対するのは、小学1年生の上田莞士くんが会場で借りたクワガタです。

制限時間なしで行われたカブトムシ対クワガタの頂上決戦。

「のこったのこったー」
「お!お!勝負あり!」

最後はクワガタが「押し出し」で勝ちました。

優勝した上田莞士くん:「おもしろかった(Q:最後の決勝はどうだった?)緊張しました」

記者:「勝ったときどうだった?」
上田くん:「嬉しかった」

「桜町石斧(さくらまちせきふ)の会」では、来年もカブトムシ対クワガタの“小矢部場所”を開催予定です。

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