現在、オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブには、NPB12球団への復帰を目指す選手もいます。
“今シーズン中の復帰”となると、7月末が期限…。
復帰を目指す選手を追いました。

和やかな表情で練習に励む笠原祥太郎選手(29歳)。
新潟市秋葉区出身で、2016年に新潟医療福祉大からドラフト4位で中日ドラゴンズに入団。2023年には現役ドラフトで横浜DeNAに移籍しましたが戦力外通告になりその後、台湾のチームを経て6月にオイシックスへ入団しました。

キャッチボールの相手は、今シーズンに新潟医療福祉大学から加入した長岡市出身の目黒宏也選手(22歳)。目黒選手の目標は、10月のプロ野球ドラフト会議でNPB12球団入りを果たすことです。

「入団の時に新潟に恩返しということを掲げたんですけど、ドラフトで指名されて、NPBの球団にいくことが一番の恩返しだと思っている」

一方、笠原選手ら元NPBの選手は、秋のドラフトでは指名の対象にはなりません。
今シーズン中にNPBに復帰するためには、球団からオファーをもらい、7月末までに支配下登録される必要があります。

【オイシックス 笠原祥太郎選手】
「NPB12球団に戻るのが一番の目標ではあるんですけど、僕自身やっぱり、地元の野球をもっと活発に活性化させていきたい、というのも一つの目標で…」

広島東洋カープの2017年のリーグ優勝に貢献した薮田和樹選手(31歳)も、NPB復帰を目指す一人です。

NPB復帰を目指す笠原選手は、ファンだけでなく、まだ野球をよく知らない子どもたちにも、オイシックスの試合を見にきて欲しいと話します。

「たくさんのお客さんに見てもらうのもそうですし、見てもらって、野球をやりたいと思う子が増えてくれたりしたらいいかなというふうに思ってます」

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