高知県南国市の農園で赤色の粒のトウモロコシが収穫の最盛期を迎えています。まるで宝石のような見た目だけでなく、食感も魅力です。
夏の陽ざしに映える鮮やかな赤色のトウモロコシ。
南国市にあるしまむらファームでは6月から赤色のスイートコーン「大和ルージュ」を収穫・販売しています。2022年に奈良県の大和農園で開発されたばかりの品種。しまむらファームでは去年から栽培を始めました。去年は夏の台風の影響で一部の枝が倒れたりしましたが、今年は順調に成長していて、毎日100本ほどを収穫しています。
(リポート:川見真宵アナウンサー)
「こちらが大和ルージュです!太陽の光に一粒一粒が照らされてルビーのように輝いていますよ!それではいただきます。…うん、あまい!一粒一粒がしっかりもちもちとしていて、弾力が全然違います」
大和ルージュは、通常のトウモロコシよりも大粒で弾力があり、加熱してもプチプチとした歯ごたえが失われないのが特徴です。県外からの注文も多く、今年から栽培本数を増やして去年の3倍、1万2000本を栽培しています。大和ルージュの栽培を提案したのは妻の咲楽(さくら)さんでした。
(しまむらファーム 島村咲楽さん)
「(美肌効果があるといわれている)アントシアニンという成分がイチゴの2.5倍入っているので、美肌にはとってもいい作物です」
(川見真宵アナウンサー)
「説得力がありますね」
(しまむらファーム 島村龍成 代表)
「生でも食べていただけますが、しょうゆとバターをはけで塗って、軽く焼いて食べるのが一番おすすめです」
収穫は10月頃まで行われます。しまむらファームのホームページやインスタグラムなどで10月末まで販売する予定だということです。
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