2カ月連続の300万人超え

日本政府観光局が発表した5月の訪日外国人数(推計値)は前年同月比60.1%増の304万100人だった。コロナ禍前の2019年5月比でも9.6%増加。お花見シーズンに合わせて需要が増加する時期に円安が進行したことが追い風となり、3カ月連続で300万人を超えた。

国・地域別では、韓国が73万8800人と最も多く、中国54万5400人、台湾46万6000人、米国24万7000人と続く。韓国が地方路線増便などが追い風となり5月としては過去最高を記録するなど、主要23市場のうち19市場で5月としての過去最高を記録。インドは単月として過去最高を更新した

政府は年間の訪日客数が過去最多だった2019年の3188万人を25年までに上回る目標を掲げている。2024年1-5月の累計は1464万人と、年間で過去最高を記録した19年の1-5月(1375万人)を上回っている。

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