大分市の水族館うみたまごで今年4月に生まれたセイウチの赤ちゃん。すくすくと成長し、来場者の前で元気な姿を見せています。
満員の客席から笑顔があふれるうみたまごで人気のセイウチショー。ショーのあと、客席前のステージに現れたのは、セイウチの赤ちゃん。母親の後ろをよちよち歩きで追いかける姿に観客もメロメロです。
うみたまごでは今年4月、国内でも珍しいセイウチの出産に成功。赤ちゃんはメスで、体重は2か月でおよそ30キロ増えました。普段はお母さんの横で水に漂うようにのんびりと過ごしています。
赤ちゃんは5月からショーが終わったあとに、園内を散歩したり、ボール遊びをしたりする姿を披露しています。
（客）「すごくかわいいです。のびのびと元気に育ってほしいです」
赤ちゃんには母乳のほか、ビタミン剤を混ぜたミルクを1日2回与え、スタッフが体調を細かくチェックしています。
（うみたまご 澤田達雄飼育員）「最初の1か月は不安や心配が大きかったけど、今が一番かわいいくて、キラキラした女の子に育ってほしいなと思います」
ショーのデビューは未定としていますが、新たな人気者としての期待がかかるセイウチの赤ちゃん。たくさんの人に見守られながら順調に成長しています。
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