【沼る】とは
熱中する、夢中になる、ハマる、のめり込む、没頭する、という意味で用いられる通俗的な表現。特に趣味の分野において、その世界の奥深さに引き込まれていく、という意味合いを込めて用いられることが多い。《実用日本語表現辞典より》

“ある生き物”にまさに「沼って」しまった農家の男性を紹介します。



平山裕子リポーターが訪ねたのは山梨県中央市木原の畑の中にある建物。



平山リポーター:こんにちは。こちらの場所には水槽がかなりたくさんありますが、何を育てているんですか?



KYA農園 山土井英雄さん:ある生物を育ててるんです。ここまで水槽の本数も増えちゃったっていうのが現状ですね。



水槽がどんどん増えてしまうほど夢中になる生物とは!?



山土井さん:そうです。観賞用のエビで“レッドビーシュリンプ”っていうエビを飼育してます。



「レッドビーシュリンプ」は赤と白の鮮やかな色が特徴の観賞エビ。



観賞エビはカラフルに改良された淡水エビで、熱帯魚と同様に水槽で飼育します。



山土井さんが観賞エビと出会ったのは、今から15年ほど前でした。



KYA農園 山土井英雄さん:熱帯魚の店に行って、たまたまそこにこの赤白のエビがいたんでそこでちょっと綺麗だなと思って、その時にちょっと飼ってみようかなって。



山土井さん:家で飼ってたら、ちょっとこれがかわいくて。綺麗だなと思ってそれからハマってしまったという感じですかね。



現在は農家の三代目として、トウモロコシやモモを栽培しつつ、水槽を40個設置し、3種類 なんと約1000匹の観賞エビを育てています。



山土井さん:卵を持って、ちっちゃいエビが出てきた時がすごく嬉しくて。
白の濃いエビとか赤が濃いエビとか、柄もいろんなエビが出てくるのでそこもちょっと楽しみの一つですかね。



山土井さんの観賞エビは約1ヶ月ほどの間隔で卵を産むそうで、温度管理や水質の状態に気をつけて飼育しています。



さらに、エサをやると・・・



山土井さん:そうですね。これを「えび団子」って言いいます。エビがたくさん集まって団子のようになってるんで、エビの飼育仲間の間では「えび団子」って言ってます。



平山リポーター:動きがかわいくて、結構ずっと見ていられますね。



山土井さん:結構これを見て楽しんでるっていうのが自分の中でもありますね。

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