4月1日から「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」が始まり、各地でおもてなしの取り組みが本格化します。
大分では9年ぶりとなるJRの大型観光プロモーション「デスティネーションキャンペーン」。キャンペーン開始に合わせてJR大分駅前には巨大こけしが登場し、訪れた人を出迎えています。
大分県DC実行員会事務局 竹井拓三さん:
「今回はアフターコロナで新しい観光素材を見つけて魅力を作り出していこうというのが大きいと思います」
6月までの期間中、大分市では工場夜景を観賞するクルーズ船を運行するほか、玖珠町では旧豊後森機関庫の普段は入れないエリアを見学するガイドツアーを実施するなど各地で特別企画が予定されています。
豊後高田市では、「昭和の町」認定店で使用できるクーポンを用意。購入者にはボンネットバスで昭和の町から真玉海岸の干潟を巡る特別便に乗車できます。
豊後高田市商工観光課 青山恵祥さん:
「夕日がきれいな所ですけど日中もきれいな所なので真玉海岸までの特別プランにしております」
また、5月には新緑の季節で初めてとなる富貴寺のライトアップを計画していて、知られざる豊後高田の魅力を発信していく予定です。
豊後高田市商工観光課 青山恵祥さん:
「キャンペーンを通じてまずは多くの人に昭和の町・豊後高田市を知ってもらう。DC期間以降も1人でも多くの人に来てもらいたい」
大分市のトキハ本店では、お馴染みの買い物袋を再現したフォトスポットを設置しました。このスポットの魅力を伝えようと、大分県出身の大学生2人組のインフルエンサー「オオイタケン」さんがコラボ動画を制作しました。
オオイタケン けんとさん:
「輪っかの部分が可愛いくてフォトスポットになると思います。より多くの人に知ってもらえるいい機会になればと思います」
また、店内には従業員おすすめの大分おみやげを紹介するブースを新たに設け、観光客を迎えます。
トキハ 日野乃梨子さん:
「観光客の人が大分に来て楽しいなと思ってもらえる手助けをして、大分の人も改めて大分の事を知るきっかけにしたい」
一方、歓楽街、大分市都町のスナックのママたちで作る「華都会」が、加盟店や周辺の飲食店など25店舗が参加したおもてなしナイトマップを作成しました。
華都会 長尾淳子さん:
「安心して来てもらえるように広がっていけばと思っています」
デスティネーションキャンペーン期間中の宿泊者数は200万人以上と推計されていて、各地のおもてなしで経済の活性化に期待がかかります。
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