JR西日本などは31日、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)の映像を楽しみながら、福井県内の観光地を周遊できる「XRバス」の報道関係者向け試乗会を開いた。移動中に県内の魅力をアピールするのが目的。周遊する観光客の多くが車を利用するとされる中、北陸新幹線で首都圏などから訪れた客に、公共交通機関の利用をしてもらう狙いもある。
6月1日からJR福井駅(福井市)と県立恐竜博物館(勝山市)などとの間で運行を始める。車内は窓や天井部分がスクリーンになっていて、ルートごとに異なる映像を上映。試乗会では、ティラノサウルスなど恐竜が現代に復活し、バスに襲いかかるという映像が流された。
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