仕切り板が設けられた、有料座席指定サービス専用車両の座席=16日午前、大阪府摂津市

 阪急電鉄は16日、7月から京都線の一部特急などで有料座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」を導入するのに先立ち、使用する新型車両「2300系」を報道関係者に公開した。新サービスを行う専用車両の客室床面はカーペットで上質感を打ち出し、座席はプライベート感や快適性を重視。大阪方面から4両目に設定する。

 席は3列で、一般車両よりも座席幅や足元を広くし、座面が連動するリクライニングも採用した。座席の間に仕切り板を設け、コンセントや読書灯も備えた。座席指定料金は1乗車500円で専用サイトから予約する。

 運行は1時間当たり2~3本で、2025年ごろには4~6本を目指す。

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